尼崎市で、主に交通事故慰謝料、後遺症、損害賠償請求、異議申立てを専門とした
松浦法務事務所 光田です。
行政書士協会で初の"ADR"発足にともない、
3月27日にADR調停人発足式典があったそうです。
今回の場所は、
『行政書士ADRセンター兵庫』発足式典
兵庫県県民会館
ちなみに、私は最近、海外ドラマに夢中でして
『リーガルに恋して』というドラマを見ました。
アメリカでは『調停人』を利用して、裁判をせずに問題を当事者間で話し合いをして
解決することも認知度が高いようです。
ただし、『調停代』は発生するようです。
交通事故でも、お客様での話し合いで解決しない場合、
紛争処理センターを利用してもらいます。
お金を湯水のように使えて、
『自分は忙しいし、弁護士さんに勝手に進めてもらいた』場合は、
裁判でもいいのかもしれません。
ADRのいいところは、『当事者が言い分を言える』
ところかもしれません。
話し合いを促進することで合意形成を実現することが
当事者だけでは難しいかもしれないが、中立な立場の人間が
仲立ちすることで実現すれば、早期に解決へと導くことが出来ます。
しかも、"言い分"をいえるので、気持ち的にも納得するのでしょう。
今は弁護士の方やその他法律職の組織が、今回のように
ADRを立ち上げることが多いようです。
私自身も、今の仕事を目指すまでは、ADRというものを知りませんでした。
ひとの間に立つには、ただ単に法律の知識があるだけでなく、
共感力とか信念を持っているなど、人間としての力がしっかりないと、
当事者に前を向かせ、互いに歩み寄りをさせるのは難しいように思います。
問題を早期に解決し、スッキリした気持ちで前を向くために
ADRを利用することを考える機会が増えると思います。
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以上です。