交通事故: 2012年8月アーカイブ

こんにちは。

甘えたな猫にメロメロで、
要求されるがままにエサをあげている自分に
『はっ!』となる今日この頃の
尼崎市で、主に交通事故慰謝料、後遺症、損害賠償請求、異議申立てを専門とした
松浦法務事務所 光田です。


相談の中には、
『医師に後遺症の認定は無理ですよ。
諦めた方がいい。保険会社が治療を止めろといっているので、治療は終わり。』
といったような事を言われたという相談も多いです。

いつも、こういう事を聞くと、
医師はどこまでを理解して、そんなことを言っているのでしょうと思います。

意外な落とし穴ですが、
医師はすごい人だから、言っていることに間違いはない。
言われるままに治療していれば、直る。
と、思い込んでる人は多いのではないのでしょうか。

でも、いざ6ヶ月ほど治療を続けても、
痛みなどが残っている。

医師には
『症状固定ですね。
でも、MRIとか異常がないから、認定は無理ですよ。
どうします?治療止めます?』
と、言われてから愕然とするのです。

当然のことですが、医師は治すのが仕事なので、
後々に後遺症が残ることも想定して"準備"はしてくれません。

結果、事故後、一度もMRIを撮っていない、
通院回数が足りない。
本当は、器質的損害が無くても、認定されたかもしれないのに、
医師の言われるがまま、準備をしなかったがために、
その後の治療費の補償になるような
後遺症の慰謝料が請求できないということになってしまうのです。

交通事故の被害者側が医師とコミュニケーションを十分に行い、
医師の考えを引き出し、賢く医師を動かすことが必要になってきます。

医師も人間です。
きちんとコミュニケーションをとれば、考えを変えて、
相談に乗ってくれる場合もあります。

当事務所では、
可能な限り、交通事故の被害者さんと医師との信頼関係を大事にした
対応をアドバイスしています。

なぜかというと、その場は、強引に対応を通したとしても、
交通事故の被害者さんはその後も病院に通って、
治療を続けないといけないからです。

最近、医療コーディネーターなんて、
『医師と患者さんの橋渡し』となる役割もあると知りました。

はじめての事故で、
それじゃなくても保険会社との対応で疲れているときに、
医師から言われた何気ない言葉で傷ついている方が多いのに
びっくりしました。

やっぱり、医師は患者からそれだけ信頼をされてしまうのだから、
心身ともに、患者のことを考えられる人であってほしいです。

でも、すべてのお医者さまがそういう訳にいかないので、
交通事故の被害者側も知識を持つことが望まれるのかもしれません。


『医師に言われて、絶望したけど、
相談して、気が楽になった。
アドバイスどおり、やってみます。』
という声をお聞きすると、とりあえず、気持ちが晴れていただいただけで、
うれしく思います。

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以上です。

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